1985・夏 国鉄バスネットワークの記録
2017-04-13 memo
本稿の目標と編集方針
(1) 1985(S60)年6月時点の国鉄バスネットワークを記録・考察する。
・S60.6時点の路線名称、路線略図、運行状況を記載する。
・路線は、地方自動車局の単位に、紹介する。この項に限り、1984(S59)年の
四国総局自動車管理室改組以前の名称を使用し、信越地自(S60.3.20廃止)
廃止以前の状態で編集する。
(2) 路線の誕生、終焉、その後など、路線推移を記録・考察する。
(3) 最長片道きっぷの旅からバス行程を抽出し、記録・考察する。
・本項は「1985・夏 国鉄バスを使った最長片道きっぷの旅」を参照。
北海道地方自動車部
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
札幌、厚別、滝川、伊達、様似、帯広、美瑛、厚岸
・1987(S62).4.1 北海道旅客鉄道 自動車事業部に移管。
・2000(H12).4.1 ジェイ・アール北海道バスに移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
小樽営業所、手稲営業所、琴似営業所、札幌営業所、厚別営業所、長沼営業所、
深川営業所、様似営業所
【101】札樽線
【102】空知線 補足事項
【103】岩見沢線
【104】長沼線
【105】長恵線
【106】石狩線
【107】伊達線 補足事項
【108】日勝線
【109】北十勝線
【110】南十勝線
【111】日勝高原線
【112】美瑛線
【113】厚岸線
【114】釧根線
東北地方自動車部
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
大湊、青森、久慈、北福岡、沼宮内、岩泉、遠野、一ノ関、古川、仙台、
角田、福島
・1985(S60).3.20 信越地自から十和田南、象潟を移管。
・1987(S62).4.1 東日本旅客鉄道 東北自動車事業部に移管。
・1988(S63).4.1 ジェイアールバス東北に移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
青森支店、大湊営業所、盛岡支店、二戸営業所、秋田支店、仙台支店、
古川営業所、白沢事業所、七北田事業所、福島支店
【201】下北線
【202】十和田北線
【203】八久線
【204】盛岡金田一急行線
【205】軽米線
【206】田子線 補足事項
【207】十和田東線
【208】二戸線 補足事項
【209】小鳥谷線
【210】平館線
【211】沼宮内線 補足事項
【212】早坂高原線
【213】平庭高原線
【214】陸中海岸線
【215】安家線
【216】遠野線
【217】一ノ関線
【218】古川線 補足事項
【219】仙台盛岡急行線
【220】角田線 補足事項
【221】小斉線
【222】相馬海岸線
【223】福浪線
【224】船福線
【225】川俣線
信越地方自動車部
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
十和田南、象潟、(小国)、小諸、(長久保)
・1985(S60).3.20 廃止、十和田南、象潟は東北地自、小諸は関東地自に移管。
【301】十和田南線
【302】鳥海線
【303】小国線
【304】白樺高原線
【305】高峰高原線
【306】和田峠北線
関東地方自動車局
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
西那須野、棚倉、(小野新町)、烏山、宇都宮、土浦、水戸、(高萩)、長野原、
八日市場、館山、東京
・1985(S60).3.20 信越地自から小諸を移管。
・1987(S62).3.1 中部地自から伊那、下諏訪を移管。
・1987(S62).4.1 東日本旅客鉄道 関東自動車事業部に移管。
・1988(S63).4.1 ジェイアールバス関東に移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
白河支店、いわき支店、西那須野支店、宇都宮支店、佐野支店、水戸支店、
土浦支店、東関東支店、館山支店、東京支店、長野原支店、小諸支店、
中央道支店
【401】塩原線
【402】白棚線
【403】磐城南線
【404】磐城北線
【405】常野線
【406】水都西線
【407】南筑波線
【408】霞ヶ浦線
【409】水都東線
【410】柿岡線
【411】水戸南線
【412】北常陸線
【413】渋川線
【414】志賀草津高原線
【415】鹿沢菅平線
【416】浅間白根火山線
【417】多古線
【418】成田空港線
【419】山武線
【420】南房州線
【421】東京湾岸線
【501】東名高速線 ※中部地自「東名高速線」に記載
中部地方自動車局
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
静岡、新居町、瀬戸、遠江二俣、美濃白鳥、大野、(芦原)、金沢、(木ノ本)、
近江今津、(敦賀)、(小浜)、穴水、伊那、下諏訪、(明知)、(中津川)、名古屋
・1987(S62).3.1 伊那、下諏訪を関東地自、近江今津、金沢、穴水を近畿地自に移管。
・1987(S62).4.1 東海旅客鉄道 自動車事業部に移管。
・1988(S63).4.1 ジェイアール東海バスに移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
名古屋支店、静岡支店
【501】東名高速線
【502】浜名線
【503】瀬戸南線
【504】瀬戸北線
【505】瀬戸西線
【506】天竜線
【507】西天竜線
【508】名金線(1)
【509】名金線(2)
【510】大野線
【511】金津三国線
【512】宝達線
【513】米原線 補足事項
【514】琵琶湖線 補足事項
【515】柳ヶ瀬線 補足事項
【516】杉津線
【517】若江線 補足事項
【518】名田庄線
【519】鹿島線
【520】奥能登線
【521】高遠線
【522】諏訪線
【523】和田峠南線
【524】中馬線
【525】恵那線
【601】名神高速線 ※近畿地自「名神高速線」に記載
近畿地方自動車局
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
京都、(吹田)、水口、加茂、(新宮)、紀伊田辺、(五条)、篠山、福知山
・1987(S62).3.1 中部地自より近江今津、金沢、穴水を移管。
・1987(S62).4.1 西日本旅客鉄道 近畿地方自動車事業部に移管。
・1988(S63).4.1 西日本ジェイアールバスに移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
金沢営業所、近江今津営業所、京都営業所、梅津営業所、京丹波営業所、
大阪高速管理所、大阪北営業所、神戸営業所
【601】名神高速線 補足事項
【602】京鶴線
【603】東大阪線
【604】亀草線 補足事項
【605】伊賀上野線 補足事項
【606】八幡線
【607】近城線 補足事項
【608】紀南線
【609】熊野線
【610】五新線 補足事項
【611】阪本線
【612】園篠線
【613】園福線
【614】中国高速線
四国地方自動車部
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
観音寺、川之江、松山、佐川、伊予大洲、鍛冶屋原、土佐山田、窪川
・1984(S59).3.10 四国総局自動車管理室に改組。
・1987(S62).4.1 四国旅客鉄道 自動車事業部に移管。
・2004(H16).4.1 ジェイアール四国バスに移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
高松支店、観音寺営業所、松山支店、徳島支店、高知支店
【701】西讃線
【702】川池線
【703】松山高知急行線
【704】南予線
【705】阿波線
【706】大栃線
【707】窪川線
中国地方自動車局
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
岡山、出雲、海田市、黒瀬、広島、岩国、光、山口、秋吉、川本、大島
・1987(S62).4.1 西日本旅客鉄道 中国地方自動車事業部に移管。
・1988(S63).4.1 中国ジェイアールバスに移管。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
岡山支店、島根支店、浜田営業所、東広島支店、広島支店、山口支店、周防支所
【801】美伯線 補足事項
【802】両備線
【803】雲芸線
【804】大田線
【805】雲芸南線
【806】安芸線
【807】西条線
【808】広浜線
【809】岩益線
【810】坂上線
【811】光線
【812】防長線
【813】秋吉線
【814】川本北線
【815】川本線 補足事項
【816】大島線
九州地方自動車部
・当時、以下の自動車営業所があり、路線名称もこの順に並んでいた。
直方、山鹿、鹿児島、山川、嬉野、(坂ノ市)、臼杵、宮崎、都城、(国分)、妻
・1987(S62).4.1 九州旅客鉄道 自動車事業部に移管。
・2001(H13).7.1 ジェイアール九州バスに移管。
・2012(H24).7.1 JR九州バスに社名変更。
・2015(H27)年6月時点では、以下の拠点があった。
博多支店、福岡中部支店、嬉野支店、鹿児島支店、宮崎支店
【901】直方線
【902】山鹿線 補足事項
【903】北薩線 補足事項
【904】山川線 補足事項
【905】嬉野線
【906】佐賀関線
【907】臼三線
【908】宮林線
【909】都城線
【910】国分線
【911】加治木線
【912】日肥線
編集注記
・地方自動車局は地自、自動車営業所は自営と表記した。
・本稿は、信越地自廃止(S60.3.20)以前の状態で編集する方針としたため、S60.6.1
現在の路線名称と比較し、以下の路線について、異なる場所に挿入した。
◇十和田南線・鳥海線・小国線 ※十和田南自営、象潟自営
◇白樺高原線・高峰高原線・和田峠北線 ※小諸自営
編集者
・政宗3号さん、ふもふも館長(編集担当)
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