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JRバスの路線情報を中心とした

     ジ ェ イ ア ー ル バ ス 路 線 ニ ュ ー ス

96/04/11 No.11                                          JRバス路線研究会
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【JR北海道バス】

* 貸切営業センター開設 [交通新聞 96/03/05]

  3/8から、札幌中央自動車営業所に、貸切バスの相談・予約を一元的に受け
 付け、バスの効率的運用を目指す「JR北海道バス貸切営業センター」を開設した。

  これまでは、本社自動車事業部の観光貸切課に貸切予約センターがあり、各営
 業所でも受付していた。

  車両は、札幌・厚別の貸切車両を、すべて札幌中央に集約し、3営業所あわせ
 て、30台になる。

  センターの電話番号は、011-241-5747。日曜日・祝日でも受付する。


* 石狩沼田−札幌間臨時バス [交通新聞 96/03/21]

  3/23〜4/7までの毎日、石狩沼田−札幌間に臨時高速バス1往復を運転
 する。今回は、利用者の意見を反映し、沼田発を50分繰り下げた。


* 日本一周バス出発 [交通新聞 96/03/25]

  日本一周バスが3/19朝、札幌駅を出発した。今年も定員36人が埋まった。
 平均年齢は64歳。


* 札幌−紋別間高速バス開設 [交通新聞 96/03/26]

  新たな都市間バスとして、札幌と紋別を結ぶ路線を4月早々に開設する予定。


* 伊達自動車営業所廃止 [交通新聞 96/03/27]

  北海道運輸局は、3/22、JR北海道が申請していた一般乗合旅客自動車運送
 事業の廃止を許可し、道南バスが申請していた路線バス事業を免許した。


* とくとくJRバスカード [交通新聞 96/03/29]

  4/1から昼間時間帯の利用促進を目的とした「とくとくJRバスカード」を
 発売する。94年10月から発売している「JRバスカード」と違い、プレミアムを
 増やす(2000円で500円。通常は200円)かわりに、10時から16時(降車時)までしか
 使えない。

  発売は、2000円のみ、5万枚限定で、来年3月末までの予定。利用状況を
 見ながら、延長発売も検討する。


* 深名線夏ダイヤ [交通新聞 96/04/01]

  4/1より深名線は夏ダイヤに変更され、所要時間が短縮される。
  また、4/28以降は、旧三股駅から朱鞠内湖畔までの約1.5キロを延長運転。
  同じく10月末日までの毎日、幌加内−湖水間に一日上下11便が運行される。


【JRバス東北】

* JRバス東北協力会 観光物産キャンペーン [交通新聞 96/03/06]

  JR東北の営業エリア内の49市町村で構成しているジェイアールバス東北協力
 会(会長は角田市長)が主催する「第8回JRバス東北協力会観光物産キャンペ
 ーン」が2/24・25、仙台駅2階コンコースで開催された。

  今回は、29市町村が参加。葛巻の山ぶどうワイン、二戸の林檎、東和町の豆腐
 等の特産品と、観光ビデオやクイズ等のイベントも行われた。


* 田沢湖線バス代行輸送 [交通新聞 96/03/12,04/03]

  ダイヤ改正の前日、3/29に、盛岡駅西口と大曲駅で、JRバス東北が主催す
 る代行バス出発式が行われた。


* 十和田北線新ルート開通 [交通新聞 96/04/08]

  十和田北線が4/1から全線開通したが、今シーズンから一部の便が、城ヶ倉
 大橋を経由する事になった。
  城ヶ倉大橋は、昨年秋に完成した日本一の規模を誇る上路式アーチ橋。


【JR九州バス】

* 水田に転落 [交通新聞 96/03/06]

  3/5の14時40分頃、福丸発福間行きの路線バスが、福間町の総合病院前−四
 角間の水田に転落、横転した。乗客14人と運転手が重軽傷を負った。

  運行時刻表を見ていて、わき見運転した為とみられる。


* バスガイド入社式 [交通新聞 96/03/18]

  3/11、バスガイド6期生6人の入社式を行った。これで総勢28人になった。

  バスガイドは、博多営業所を主体に、鹿児島・宮崎・嬉野に配属されている。


* 西米良村−湯前町路線バス 廃止免れる? [朝日新聞 96/04/08]

  昨年暮れ、宮崎県西米良村長に、JR九州社長より、熊本県湯前町との間を一
 日2往復する路線バスを3月末に廃止したいと連絡があった。

  村あげての陳情のおかげで3月末の廃止は免れたが、年内もつかどうかと村長
 は危ぶんでいる。3/29の某便の車内は、おばあさんと小学生の2人だけ。

  JR九州のバス路線は、平均乗車数が5人未満の区間が3割を占めている。J
 R九州の社長は、廃止対象路線は、お年寄りや小学生の利用が多く、本来、公的
 なサービスで補うべきと考えている。
                         (10年目の国鉄改革2より)


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おわりに

 今回は、現地調査して得た情報はゼロで、全部、新聞報道です。しかも既報のも
のばかりで、おもしろくないですね。
 深名線は新路線開業で、昨年の夏休みのように人気路線になるでしょうか。とこ
ろで、湖畔と湖水は、別の停留所でしょうか。誤植でしょうか。

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ふもふも館長