==========================================================================
JRバスの路線情報を中心とした

     ジ ェ イ ア ー ル バ ス 路 線 ニ ュ ー ス

2002/08 No.90 (作成:2002/11/05)                         JRバス路線研究会
==========================================================================

【西日本JRバス】

* 曽地奥・火打岩を廃止

  8/31限りで、園篠線(本篠山−曽地奥・火打岩)を廃止。

  廃止区間は、以下の通り。
  ・本篠山−城北口−鳳鳴高校前−瀬利−火打岩     ※園篠本線、畑線
  ・本篠山−京口橋−城東日置−曽地口−厄神前−曽地奥 ※園篠本線、園篠南線

  篠山地区で残る区間は、 園篠本線 園部河原町−福住のみとなったが、これも
 翌月9/31限りで廃止された。


* 高松エクスプレス大阪号で値下げ

  8/1から、大阪・なんば〜高松・丸亀の高速バス「高松エクスプレス大阪号」
 で増便ダイヤ改正及び運賃改定(値下げ)を行った。

  概要は以下の通り。
  (1) 大阪〜高松間を、現行28往復から32往復に増便。
  (2) なんば〜高松間を、現行4往復から8往復に増便。
  (3) 大阪・なんば〜高松・丸亀方面への運賃を値下げ。
   ・大阪〜高松
    片道4,000円 往復7,200円 (片道あたり3,600円)
   ・なんば〜高松(期間限定運賃)
    片道3,600円 往復6,000円 (片道あたり3,000円)

  この値下げは、たかなんFOOT BUSと南海バスで共同運行する高速バス
 に対抗するものと思われる。


【JR四国バス】

* なんごく号廃止 [高知新聞 2002.03.28, 09.01]
(Y.Matsuuraさん・enuoさん・くぎざき@KSBさんの情報です)

  8/31限りで、松山高知急行線「なんごく号」を廃止した。

  尚、最終日は、あいにく台風の影響による大雨で、国道33号が県境で通行止
 めとなってしまい、全便運休となったが、最終便として、松山発「なんごく5号」
 が久万高原まで、高知発「なんごく6号」が越智までの運転された。

  昨年12/21より、松山−高知の高速バス「なんごくエクスプレス」(1日6往復)
 を新設したが、それに伴い松山高知急行線「なんごく号」も3往復に減便した。
 この時、当路線を廃止する事が決まっていた。

  JR四国は、2/26に四国運輸局に落出〜高知間の廃止届を提出。5/1から
 黒岩観光が、佐川〜落出間を1日4往復する代替バスの運行を始めた。

  松山−落出のローカル便は残る予定なので、廃止区間は、以下の通り。
  ・松山高知急行線 南井門−供養堂(バイパス経由)
           落出−高知

  広島方面 (R196)
    ∧
    :
 北環状: きららエクスプレス
    :
    △………△問屋町
    :   :
 北環状:   :
    :   :                        ○道後温泉
    △………△                        :
    中央通り:                     ・……・ なんごく号
        :県道                   :    道後温泉経由
        :   大手町  大街道          :
      松山◎−−○   ・−−○−−−+−−−−−−−△勝山交差点
        |  |南堀端|      ○一番町二丁目 |
        ∧  ・−○−・      |       |
        |    |        ○三番町二丁目 |なんごく号    東京・名古屋・岡山
        ・−<−−+     河原町|       |高速線      徳島・高知方面
             ○松山市駅  ○−・ 普通便   |            >
                    |         |   川内インター  / 北四国急行線
                    ○立花駅前     |      ○   /   新居浜東城
                    |         |       \ /    高松方面
               天山交差点△−−−−−−−−−△…………○………△………○……………>
                    |       小坂交差点 川内イン/川内IC 川内
                 椿ノ宮○             ター西/
                    |            (川上農協前)
                    ○南石井           /
              松山IC△−−+             /
                 |  |   松山自動車道   /
                 ・−−−−−−−−−−−−−−・
                 南井門○
                    ‖\
                    ‖ ○森松本町
                    ‖/
                 供養堂○
                    |
                  砥部○
                    |
                久万高原○・・・○二瀬橋
                    |
                    |
                    ∨落出・高知


【書籍案内】

* ジャパンバス・ニューハンドブックに、JRバス関東が再発刊

  BJエディターズが発行しているバスジャパン・ニューハンドブックにJRバ
 ス関東が8年ぶりに再登場した。

  ジャパンバス・ハンドブックは、バス会社を、紀行編・歴史編・車両編に分け
 て紹介していた本で、平成5年7月から発行されている。このハンドブックのNo.
 1〜15は、休刊中の「バスジャパン」誌上に掲載されたデータをリメイクする形で
 発行され、No.16以降は新規に編集された模様。

  JRバスは、以下のペースで発刊されていた。
  ・北海道旅客鉄道       No. 8 発行:平成8年12月20日「下新拓」
  ・ジェイアールバス東北    No.20 発行:平成9年2月20日「陸奥脇野沢」
  ・ジェイアールバス関東    No.18 発行:平成6年6月20日「上和田」
  ・ジェイアール東海バス    No.14 発行:平成7年5月20日「白倉峡」
  ・西日本ジェイアールバス   No. 3 発行:平成7年6月20日「火打岩」
  ・中国ジェイアールバス    No. 5 発行:平成8年2月20日「周防油宇」
  ・四国旅客鉄道・九州旅客鉄道 No. 9 発行:平成8年6月20日「影」

  平成9年のNo.21から「ジャパンバス・ニューハンドブック」に切り替わったが、
 No.37 JRバス関東が平成14年8月1日に発行された。終点の構図は、「上和野」
 が紹介された。尚、現在、No.40まで編集・企画中で、他のJRバスを再発行する
 予定はない。平成16年からNo.51「バスジャパン・ハンドブックシリーズR」の
 発行が予定されている。


==========================================================================

91号に進む JRバス路線ニュースに戻る 不毛企画 乗り物館に戻る
\   \
 o o 
  -  
ふもふも館長