＊ 深名線 沿線住民からの評判は？ ［交通新聞 96/05/09］ 昨年の９月４日より、鉄道からバスによる運行を始めた深名線だが、心配され た冬季運行も無事こなし、沿線住民からの評判も良い。 バスは国道２７５号を走行するが、道路管理者の北海道開発局が除雪を委託し ている民間業者と直接、情報交換を行い、雪害対策を行った成果と言えよう。 ４／28から朱鞠内湖畔へ乗り入れを行った。幌加内町からＪＲ北海道へ湖畔ま で乗り入れるよう要望があった模様。これまでは三股停留所から１．５キロ歩く 必要があった。湖畔には、キャンプ場・貸しボート・遊覧船等がある。１人でも 観光客が乗ってくれればと、ＪＲ側は考えている。 また幌加内町の公営温泉「ルオント」では、雨の日でも建物の中でバスを待て るよう玄関前までバスを乗り入れるよう改善した。 深川自動車営業所の小さな工夫は、沿線過疎化の現状では大きな成果は期待で きないが、沿線住民からは好評であるようだ。同所では貸切観光営業に着手する 予定もあるらしい。 【ＪＲバス東北】 ＊ ＧＷ輸送実績 ［交通新聞 96/05/09］ 今年のゴールデンウィークの輸送実績（対前年比）は、以下の通り。 ・キャッスル 仙台−弘前 191.1% ・アーバン 仙台−盛岡 150.1% ・白樺号 盛岡−久慈 104.4% ・みずうみ号 青森−十和田 94.4% 高速便は、夜行を含めて軒並み前年を上回る成績であったが、一般路線は路線 削減や減便の影響か、白樺号が健闘したほかは伸び悩み、全体で82.8%であった。 ＊ 角田−白石間廃止？ ［ＪＲ時刻表］ ＪＲ時刻表の地図から、角田−白石−白石蔵王間の路線が削られた事から、路 線が廃止になったと思われる。 【ＪＲバス関東】 ＊ 水戸近郊で路線短縮 ［ＪＲ時刻表］ ＪＲ時刻表の地図によると、下記の路線で部分廃止が行われた模様。 ・水戸−下入野−下石崎秋の月−涸沼で、下石崎秋の月−涸沼間を廃止 ・水戸−赤塚−常陸高田−飯沼で、常陸高田−飯沼間を廃止 平成５年11月１日から、飯沼転向場−羽刈口が休止になっていたが、さらに短 くなったようだ。(T_T) 【ＪＲ東海バス】 ＊ ＧＷ輸送実績 ［交通新聞 96/05/09］ 一般路線の利用者の減少に歯止めがかからず、輸送人員は対前年で６％減の12 万8千人であったが、高速路線が６％増えた事から、収入は４％増の1億7400万円 となった。 【西日本ＪＲバス】 ＊ 信楽町内 バス移管 信楽町を走る近城線の内、南新田東方面と田代方面に関して、信楽高原バスに 移管された模様。 【中国ＪＲバス】 ＊ ホームページ開設 中国ＪＲバスは、ホームページを開設した。内容は、会社プロフィール、高速 バス案内、貸切バス案内、バスカード案内等。 URLは、http://www1a.meshnet.or.jp/jrbus/ 【ＪＲ九州バス】 ＊ ＧＷ輸送実績 ［交通新聞 96/05/09］ 対前年の輸送人員は、一般路線が98.4%(17万1000人)、高速路線が143.7%(5千 人)、貸切が92%(1万4000人)。高速路線が好調で、フェニックス号（宮崎−博多） は、続行便が定期便を上回っていた。 【ＪＲ貨物】 ＊ 荷主の評判も上々 自動車代行駅 ［交通新聞 96/05/14］ 今年の３月ダイヤ改正から始まった自動車代行駅であるが、運行頻度が大幅に 増し、他の列車との接続も改善され、輸送時間が大幅に短縮された例もあり、荷 主の評判も概ね良いようである。 ＪＲ貨物側は、輸送効率化の切り札として今後も自動車代行駅を拡大する方針 で、１０月からは名寄駅も仲間入りする予定。 ========================================================================== おわりに ５月はニュースソースが多かったのですが、６月はニュースが少なく、発行をの ばしていました。それにしてもフロンティア号の引退は残念でした。今年の夏は、 小樽の博物館にでも行ってみようかな。 ==========================================================================