題名:A&W渋谷と文化会館 ’60年代末頃から映画(狂)少年で、渋谷の映画館界隈や東急文化会館周辺は庭み たいな感じだったので、A&W渋谷は映画行くたびに常用(愛用)してました。 (中学生当時) 当然ながら、冷凍室でキンキンに凍らせたビールマグに注ぎ込まれたルートビア、 それとオニオン・リングを一緒に食べるのがお目当てで、一階で買い込んで細い 階段で2階に上がって食べてたような記憶もありますが、一回の狭い店内を眺めな がらだったりも記憶あります。 店舗閉店になってしまった時には相当がっかりしたもんでした。 後には店舗ほぼそのままで1stキッチンにとかになったような? 更に後でモスとかにもなってたと思います。 同じ東急文化会館6Fの渋谷東急と三省堂書店の前にあった喫茶コーナーでだけ飲む ことができた、今で言うところのスムージーの元祖のコカ・コーラ版(正規商品です) 「フローズン・コーラ」というのがあって、大きな紙コップに先がばん広の太ストロー で飲むものなんですが、A&W無きあとはもっぱらそれを飲んでましたね。 これも大阪万博あたりで国内初お披露目になったんじゃなかったかと思います。 そもそも、ルートビアを始めとした清涼飲料系狂いで、国内版ダッズの細缶のもよく 飲んでました。 ファンタのバリエーションとかもアップルとか、ゴールデン・グレープとか、缶コー ヒーだと初期のパレード・コーヒーとかご存知でしょうか? 大洋漁業というところのユーフー(Yoo-hoo)というのも可也ハマって飲んでましたね。 ミスター・ピブも新登場時に、東京には無く神奈川県エリア限定だったのを買ってきて 飲んだりしたもんです。(結局、Dr.Pepperとほぼ一緒ですけど。) ルートビアについては、いまでも一年中飲んでます。 ミリオンのや、A&Wの缶のとかで。 一頃、ハワイなんかに時々行く機会があった頃には、あちらのバーガーショップは 日本と違いA&Wに限らずどのチェーンでもルートビアが無けりゃモグリだろうって レベルにどこでも飲めるので、正に天国のようなきぶんでしたね〜。 ABCマートなんかでもA&Wとダッズとマグなんとかいうのとかあるので、数種類を片っ 端から飲みまくる日々となること請け合いです! 因みに、手元の東急文化会館の取り壊しの前に自前で撮影しておいた写真がありま すが、建物枠の銀座線と東横からの渡り廊下みたいな通路が東横百貨店の屋上側から 見える構図のに、紛れもなく元A&Wが存在した場所の風景、位置関係が確認できます。 (モスバーガーになってる部分です。) 文化会館1階のパンテオンについてのみですが、全上映作品表があります。 このうちの、 1973〜74年頃の作品をご覧になった方は、もしかしたらA&W渋谷店と 接点を持った可能性があるということになりますかね? 他の方がかかれていた「エクソシスト」については6階の渋谷東急劇場だったので、 残念ながらまとまったデータが見当たりません。 同劇場ではその付近だと「燃えよドラゴン」なんかだったと思います。 http://www.tokyu-rec.co.jp/history.html --- 記憶がごっちゃになっていたので、もう一度よ〜く思い出してみました。 ビル自体横幅もそれほど無いので一階正面間口も狭く、ドアも含めて全面がガラス 状態に中が見渡せる作りでした。 カウンターが正面やや奥よりに位置してその前が客席部分で、店内は椅子テーブルが 幾つかと、脇には冷蔵ケースなんかまで置かれており、とても狭い店内でした。 マクドナルドなんかと比べたら、あり得ないくらい狭いです。 銀座のマクドナルド1号店も行ったことありましたが、本来ならあのように売るだけ にするのが無難と思えるレベルでしょう。 既に当時からあって現存する代々木のマクドナルド2号店(71年〜)や、現存9番目 らしい学芸大店(74年〜)なんか相当広いですからね。 それと、意外なことですがA&W渋谷店でのハンバーガーの記憶っていうのがあまり無 いんです。 というのも当時は中学生だったので、映画の後の飲食代まで親にせびるのも限度が あったことから、メインのRoot Beerは絶対に外せないことからハンバーガーは諦め、 オニオン・リングを選んでたというのが実情です。 確か、その頃の中学時代にオニオン=玉ねぎという意識も無いまま、「フライドポ テト以外になんかフライド系が有るぞ」的に注文しちゃったと記憶してます。 それで「アレっ?、これって玉ねぎじゃんっ!」って感じに..... ところがそれが美味しく病みつきになってしまい、野菜嫌いだったのが(調理次第で 違うんだと)認識を変えさせられた、後の人生まで影響を残した重大な出来事として 今でも忘れられません。 それ以来いまでも、どこ行っても有れば必ず注文して食べてます。 Hawaiiの「チーズバーガー・パラダイス」とかでもRoot Beerと一緒に、ハンバーガー の付け合せはオニオン・リングとかで満足してました。 なんかその出会いのためか、自分の中では「Root Beerはオニオン・リングが良くあう」 な図式になっちゃってるんでしょうね。 それで、A&W渋谷店が74年頃で消滅し、いくら探しても何処にもなくなってしまったた め、最初のうちは横浜かどっかの輸入食材店とかでDAD'Sの初期の白缶のやつを見つけ ては買ってきて、大喜びで飲んでました。 暫くしたらなぜか、近所の自動販売機にその白缶を模して細缶にしてカタカナ表記で 『ダッズ』と書かれたのを見つけ、日本でも出たんじゃんって喜んで飲んでましたが、 そのうちにいつのまにか消えてしまい、その後見ることはありませんでした。 Wikiに、山崎製パンのリターナブル瓶の国内販売があり、1970年代には終売となったと ありますが、私は瓶のは買ったこと無かったです。 缶製品については触れられていませんが、多分同じ山崎製パンのライセンス版だったん でしょうね。 でっかく「ダッズ」と書かれたデザインで、逆にRoot Beerって書いてあったか、目立 たなかったか?、家族は『ダッズ』って呼んでました(笑)。 '80年代に入ると、意外と紀伊国屋とか明治屋とかで輸入品として容易に手に入るように なったのを覚えています。 私の人生においては、「炭酸飲料といえばRoot Beer」というくらい、他のものとは別格 な存在なんです。(同級生は良く「あのトクホンみたいな飲み物っ!?」って言って殆ど が嫌ってましたが......) アンディ
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