題名:A&W 本郷三丁目 ルートビア物語拝見しました。 1970 年代、父が茗荷谷の A&W で 1 リッターのプラスティックボトルでルー トビアを買ってきたのが、記憶にある最初でした。父は米国に留学していたこ とがある (一度は自分も一緒だったが、三歳の時で味の記憶はない) ので、懐 かしかったようです。 テイクアウト用の 1L のボトルは、底面 4cm * 12cm 高さ 20cm というような (寸法は適当に 1L になるように推測しました) 平たい形に取っ手が付いた白 色プラスチックのものでしたが、父が家まで持って帰ると、炭酸が出てしまっ て大きく膨れていたのを覚えています。でも、1L も入る割にコンパクトで、 水筒として、店がつぶれた後も十年以上愛用していました。 現在、沖縄で使用されているテイクアウト用オレンジジュースボトル (底面 8cm * 14cm 高さ 20cm で 2L用ボトル)とは、残念ながら、だいぶ違います。 白い不透明なプラスティックのボトルですが、よく灯油を入れるポリタンクに 似ています。それを、あの寸法に縮めたものをイメージしてください。 プロポーションは、灯油のタンクより薄いと思います。 口は一つしかなくて、灯油タンクの大きい方の口のように、斜め上方を向いて います。無色半透明のシルクハット型の内栓を押し込み、ネジ式の赤い外蓋で 押えるようになっていました。 茗荷谷の頃は自分は十歳くらいで、たちまち好きになりました。その後本郷三 丁目にも A&W ができ、ジョッキにルートビアを注ぐ TV CM があったのも覚え ていますが、それから間もなく消えてなくなったという印象です。 「A & W (エンダーとは読まない) ルートビア」と言いながらジョッキに注い でいる映像を覚えてます。 本郷の店は、正面に多角形の傘屋根の一部をイメージした庇 (A&W のロゴの 入った看板付き) がありましたが、その構造を残したまま立ち食い蕎麦屋に なっていました。 A&W のロゴの替りに蕎麦屋の店名が入っていたので、ショックを受けた記憶が あります。 -- 横浜のチェロ弾き
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