記憶がごっちゃになっていたので、もう一度よ〜く思い出してみました。
ビル自体横幅もそれほど無いので一階正面間口も狭く、ドアも含めて全面がガラス状態に中が見渡せる作りでした。
カウンターが正面やや奥よりに位置してその前が客席部分で、店内は椅子テーブルが幾つかと、脇には冷蔵ケースなんかまで置かれており、とても狭い店内でした。
マクドナルドなんかと比べたら、あり得ないくらい狭いです。
銀座のマクドナルド1号店も行ったことありましたが、本来ならあのように売るだけにするのが無難と思えるレベルでしょう。
既に当時からあって現存する代々木のマクドナルド2号店(71年〜)や、現存9番目らしい学芸大店(74年〜)なんか相当広いですからね。
それと、意外なことですがA&W渋谷店でのハンバーガーの記憶っていうのがあまり無いんです。
というのも当時は中学生だったので、映画の後の飲食代まで親にせびるのも限度があったことから、メインのRoot Beerは絶対に外せないことからハンバーガーは諦め、オニオン・リングを選んでたというのが実情です。
確か、その頃の中学時代にオニオン=玉ねぎという意識も無いまま、「フライドポテト以外になんかフライド系が有るぞ」的に注文しちゃったと記憶してます。
それで「アレっ?、これって玉ねぎじゃんっ!」って感じに.....
ところがそれが美味しく病みつきになってしまい、野菜嫌いだったのが(調理次第で違うんだと)認識を変えさせられた、後の人生まで影響を残した重大な出来事として今でも忘れられません。
それ以来いまでも、どこ行っても有れば必ず注文して食べてます。
Hawaiiの「チーズバーガー・パラダイス」とかでもRoot Beerと一緒に、ハンバーガーの付け合せはオニオン・リングとかで満足してました。
なんかその出会いのためか、自分の中では「Root Beerはオニオン・リングが良くあう」な図式になっちゃってるんでしょうね。
それで、A&W渋谷店が74年頃で消滅し、いくら探しても何処にもなくなってしまったため、最初のうちは横浜かどっかの輸入食材店とかでDAD'Sの初期の白缶のやつを見つけては買ってきて、大喜びで飲んでました。
暫くしたらなぜか、近所の自動販売機にその白缶を模して細缶にしてカタカナ表記で『ダッズ』と書かれたのを見つけ、日本でも出たんじゃんって喜んで飲んでましたが、そのうちにいつのまにか消えてしまい、その後見ることはありませんでした。
Wikiに、山崎製パンのリターナブル瓶の国内販売があり、1970年代には終売となったとありますが、私は瓶のは買ったこと無かったです。
缶製品については触れられていませんが、多分同じ山崎製パンのライセンス版だったんでしょうね。
でっかく「ダッズ」と書かれたデザインで、逆にRoot Beerって書いてあったか、目立たなかったか?、家族は『ダッズ』って呼んでました(笑)。
'80年代に入ると、意外と紀伊国屋とか明治屋とかで輸入品として容易に手に入るようになったのを覚えています。
私の人生においては、「炭酸飲料といえばRoot Beer」というくらい、他のものとは別格な存在なんです。(同級生は良く「あのトクホンみたいな飲み物っ!?」って言って殆どが嫌ってましたが......)
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