2011-02-06
阿羅哈客運のスウェーデンスカニア社製の2階建てバス。
こちらから見えるドアは非常用。個人用テレビが見える。
客室は全て2階だが、1階は何があるのか調査を失念した。363-FBはナンバープレート番号。279は車両番号か?
阿羅哈客運のロゴマークは、2代目はとバスマークに酷似。
自分が実際に乗ったバス。中側ドアも開放したかもしれないが、通常は、前側ドアから乗降する。
1階後部は荷物室。
最後尾を除く全席が窓側、2列の総統座椅。リクライニング等は電動。マッサージ機能もあるらしい。
写真の銀棒は、テレビのアーム。飲み物フォルダの下に、コンセントもある。
車両によっては、SEGAテレビゲームやGPS現在地表示機能があるらしいが、この車両にはその設備は無かった。
テレビは地上波の他、オンデマンドのビデオ上映もできる。椅子にスピーカーが内蔵されている。
車内にUSBメモリがあるようで、そこに動画ファイルが格納されているようだ。
車内で見れるビデオの一部が、阿羅哈客運のホームページから閲覧できる。
5分以上あるが、車内設備の紹介、窓ガラスの割り方、横転時の脱出方法なども出ており興味深い。
最後に、私が社長です、とアパホテルのような董事長(社長)が登場。笑える。
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小姐(車掌)に頂いたお絞り・カップ入り水・菓子。「阿羅哈客運煎餅」は硬くないタマゴ菓子、旨かった。
この他に、小姐に注文すると貰えるコーヒーもある。
切符と時刻表。1Fの窓口で購入。かわいいスタンプは、販売員さんの名前か?下部の購買証明は、持ち帰りできる。
乗車地点は台北轉運站だが、別名「交九站」というようだ。4階にある416ゲートが乗車位置になる。
台北4:50発高雄行きに乗車。この便は時刻表に記載されていないが、多客時のみ運行の定期便かもしれない。
直行便のためか、乗車客が居なかったのか、林口站、桃園站、新竹站、朝馬站には停車しなかった。
降車客が居なかったためか、岡山站は停車しなかった。
后里収費站(本線料金所)で、少し運転休憩を行った。運転手交代?
時刻表には発時間しか記載されておらず、所要時間が明記されていない。
馬站を経由する台北→高雄の時刻表と台中(朝馬)→高雄の時刻表を見比べると、台北〜台中(朝馬)は2時間10分であることがわかる。
9時頃、高雄に到着。直行便でなければ5時間くらい掛かるようだ。
阿羅哈客運の路線図。国道は高速、交流道はインターチェンジの事。
通行料金は、収費站(本線料金所)で収受している。バス停は、交流道の近くにあり、乗車する全駅がたぶん有人駅。
阿羅哈客運は、3999(台北〜台中〜高雄)、3888(台北〜嘉義)、3777(板橋〜新竹)、台中市18(朝馬〜干城)の4路線を運営している。
3999(台北〜台中〜高雄)が主路線。台中(朝馬)経由と直行便の2種類あるが系統番号は同じ。台北〜新竹が乗車専用、朝馬は乗降、岡山〜高雄が降車専用。
総統座椅。高雄→台中は、この系統だが、台北→台中は、3888系統に案内されるようだ。
3888(台北〜嘉義)は、台北〜新竹が乗車専用、朝馬は乗降、斗南〜嘉義が降車専用。多分、総統座椅。台北→台中は、この系統に乗車。
3777(板橋〜新竹)は、交通部公路總局のバス路線検索システムによると、
途中、牛埔站に停車するようだが、時刻表や路線図に途中駅の記載が無い。他に停車するバス停もありそうだが、詳細不明。
総統座椅ではなく、4列のバスらしい。
台中市18(朝馬〜干城)は、マイクロバスによる運営。高速バスのお客は無料で乗れるようだが、詳細不明。
基点終点を含め18箇所のバス停があるが、有人駅は朝馬站と干城站のみ。
時刻表に詳細が記載されているが、上記の路線図には記載が無い。
降車は火車站/鉄道駅の近くだが、乗車はここから。入口は狭いが、奥行きがある。切符販売と待合室がある。
隣と向かいにも、別会社が台北行きを運行している。
前サボには「台北−高雄 3999 経台中」と書かれている。3999は、路線編号(系統番号)。
高雄火車站にあった案内板。ライバルであるバス会社の乗車位置を、わかりやすく紹介している。
高雄市公共汽車/Kaohsiung City Busと
高雄客運/Kao Hsiung Busは、地元のバス会社。
國光客運/Kuo-Kuang Motor Transportと
和欣客運/Ho-Hsin Bus Trafficと
統聯客運/Ubusは、阿羅哈客運のライバル会社。
高速バス乗り場は、台北と異なり、バス会社毎に設置している。
蛇足だが、月台はプラットホーム、前站は駅表口、後站は駅裏口の事。
\ \ o o - ふもふも館長